県外ナンバーのまま長期間クルマを使い続けると、罰則の対象となる可能性があります。
お子さんが大学進学や下宿で県外に引っ越すとき、地方の大学だと車が必要になりますよね。
現地で車を購入するのも良いですが費用が高いです。少しでも費用を軽減するために、家の車を持っていくことを考える方も多いと思います。
実は「県外ナンバーのまま使用していると罰則の可能性」があります。具体的には道路運送車両法に違反となり、最悪50万円以下の罰金が科されることをご存知でしたか?
でも実際には「変えていない人も多いし、取り締まりなんて聞いたことがない…」という声もあるのが現実です。
この記事は、大学生のお子さんを持つ親が対象です。「県外ナンバーのまま使用するリスク」と「安心して子供に車を持てる手続き」についてわかりやすく解説します。
- 県外ナンバーのまま使用することによる違反について理解できる。
- 実際に罰則となるケースがわかる。
- 法令違反を回避するためにはカーリースの選択肢がおすすめ。
そして、この法律違反を回避するために、カーリースという選択肢を提案しています。
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県外ナンバーのままで本当に罰則があるの?
引っ越しなどで車の使用場所(使用の本拠地)が変わった場合、法律では車検証の住所変更手続きが必要です。ということはナンバープレートを変更する義務があります。
これは道路運送車両法第12条で「住所変更があった日から15日以内」に変更登録を申請しなければならないと定められています。
この法律に違反すると同法第109条により50万円以下の罰金となる可能性があります。
15日を過ぎたら即罰金というほど厳しくはない
実際には、15日を過ぎたら即罰金というほど厳しくありません。
警察もナンバー変更忘れだけを積極的に取り締まっているわけではないので、この罰則が適用されるのは稀なケースです。
多くの場合は、違反が発覚するのは他の交通違反や事故などで警察官に車検証を提示した際や、いわゆる「車庫飛ばし」と疑われる状況となった場合です。
補足説明:「車庫飛ばし」とは、本来の使用場所と異なる場所で車を保管する不正のこと。
県外ナンバーの車は職務質問されやすい?
「県外ナンバーの車は警察から職務質問されやすいのでは?」という噂もあります。
実際には、挙動不審な点や違反がない限りナンバーだけで職務質問はあまりありません。
ただ深夜に見慣れない県外ナンバーの車が長期間停まっていれば、念のため事情を聞かれることはあり得ます。
いずれにせよ、法律上は違反状態であるため県外ナンバーのまま放置はおすすめできません。
車検時の扱いにも注意
大学などの一人暮らしが「期間限定」である場合、住民票を実家に残したまま生活する学生さんは少なくありません。
- 書類上は実家住まい(車の登録住所も実家)
- 実際には大学近くで生活し、車を常用している
法律上は、車の「使用の本拠地」(実際に車を使用している場所)が変われ住所変更が必要です。一方で住民票自体を移していない(=公的には実家住所のまま)だとどうでしょう?
「車の登録住所も実家のままでいいのでは?」と考えてしまうケースが多いのです。
ただし現実問題として、車検は「現在の車検証の記載事項(住所・氏名・使用の本拠地など)が事実と異ならないか」を確認する手続きでもあります。
もし書類と実態が食い違うことが明らかになった場合には、書類の不備を指摘される可能性があります。
罰金が科される仕組み
道路運送車両法第109条には、住所変更を怠った場合に“50万円以下の罰金”という規定があります。ただし、実際に罰金が科されるのは以下のような悪質なケースです。
- 警察や陸運局が「明らかに悪質」と判断する場合。
- 「車庫飛ばし」などの違法行為の意図が強い場合。
- 事故や重大違反をきっかけに詳しく調査され、違反が判明した場合。
このような比較的重いケースであることが多いのが現状です。
大学生の一時的な引越しで手続きを忘れている程度では、即罰金になることは稀です。
とはいえ、法律違反をしているというのは、あまり気持ちの良いものではありませんよね。
お子さんが車で警察などに指摘されるようなことは親としても避けたいところです。
では、どうすれば良いかを説明していきます。
カーリースなら住所変更の悩みもまとめて解決できる
ただでさえ、新生活の準備で忙しいのに、車の手続きは本当に面倒ですよね。
僕自身も、娘や息子の大学進学の引越しの時に「車も用意!?手続きも大変だし買うにしても初期費用が相当にかかるし無理だ」と思いました。
もちろん自分で住所変更の手続きを行うことも可能です。しかし、カーリースを利用すれば、煩雑な“住所不一致”トラブルを大幅に軽減できるのです。
次は、カーリースが大学生のカーライフを円滑にし、問題点を解決できるかを解説します。
所有者名義はリース会社だから住所変更の手間が減る
カーリースでは、車の所有者がリース会社になります。利用者(ご本人)はあくまでも「使用者」という位置づけです。
以下のような所有者が実施する面倒な登録業務は、リース会社が主導して行ってくれます。
- ナンバー登録や住所変更などの法定手続き
- 自動車税の納付先管理
もし引っ越しによって車の使用地が変わる場合も、リース会社側に連絡すれば必要な書類の案内や代行手続きを受けられることがほとんどです。自分で車庫証明を取得しに行く手間はあっても、それ以外の書類手続きが圧倒的にラクになります。
車検・メンテナンスもセットで管理してくれる
車を持つと、車検や法定点検の手配、住所履歴の提出など管理しなければならないことが山積みです。特に住所変更をしないまま次の車検を迎えると、車検証の住所との不一致が原因で余計な書類を求められ、手続きが中断してしまうリスクがあります。
しかし、カーリースなら、契約プランに車検やメンテナンス費用が含まれるケースが多く、定期点検や車検のタイミングまで一括管理してくれます。
- 「いつ車検を受けるのか予定を忘れていた」
- 「住所不一致で書類不足、車検が通らない」
といったトラブルをリース会社と相談しながら解決できるので、車歴が浅い大学生でも安心して車を使い続けられるでしょう。
僕がおすすめするカーリース会社であれば、任意保険もセットで管理してもらうことができるのでさらに安心です。
「SOMPOで乗ーる」ならさらに安心
たとえば、「SOMPOで乗ーる」といったカーリースサービスがあります。車両代・自動車税・車検などを含めた月額プランが用意されているため、大変便利です。
- 住所・使用地が変わった場合の相談や手続きフォローをしてもらえる。
- 車検・点検の定期管理がラク。
- リース契約期間を柔軟に選べる。(短期契約も可能)
- 月額料金一定で維持管理がしやすい。
上記のように、それぞれの生活に合わせた使い方ができる点が魅力といえます。いちいち自分でナンバー変更や税金関連の管理をする負担を軽減しながら、安全かつ手厚いサポートを受けられるのがカーリースの強みです。
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まとめ
この記事では、県外ナンバーのまま車を使用することによるリスクを紹介してきました。
罰金となるケースは稀です。しかし、大学新生活での法律違反というのは親としても心配なので回避したいところです。
面倒な管理やリスクを回避して、お子さんの快適な新生活を応援しています。
- ナンバー変更・住所変更手続きの手間
- ディーラーや整備工場でも代行をしてもらえるケースもありますが、車の使用地が変わることによる手続きが大変です。
- 自動車税・各種通知の行き違い
- 車の所有者の住所と車検証に登録している住所にズレがあると納税通知書が届かず、滞納による延滞金や車検不可につながるリスクがあります。
- 保険契約の補償範囲ずれ
- 住所や使用地が変わっているのに報告がないと、事故時に「通知義務違反」とされ補償が下りない場合もあります。
- 車検時の住所履歴不足
- 何度も引っ越しているのに変更登録を怠ると、次回車検時に旧住所の証明(除票など)を大量に集める必要があり、手続きがストップすることも。
- 大学生や単身赴任者への管理負担
- 引っ越し頻度が高いと、その都度の書類管理・届け出が増え、大学進学や新社会人などのライフスタイルの変化時に大きな負担となる。
「引越し先で一時的に車が必要」という状況なら、ぜひカーリースを検討してみてください。面倒な管理やリスクを減らしながら、快適なカーライフを実現できるはずです。
↓↓↓【重要】車の維持費で後悔しないために必ずみてもらいたい記事です。
県外の地元から持ってきた車を大学への通学にそのまま使って大丈夫なのかな?