SOMPOで乗ーるの残価保証オプションを使えばオープンエンド方式でもリスクを抑えて「お得型」と「安心型」の両立ができます。
簡単にお伝えするとカーリースの会社が設定する残価の考え方になります。本記事では初心者の方でもわかりやすいように、「オープンエンド方式のカーリース」 について解説いたします。
カーリースの残価設定の方式は大きく分けて「クローズドエンド方式」と「オープンエンド方式」の2種類があります。どちらの言葉も聞き慣れない方が多いと思います。この記事では、主にオープンエンド方式のメリット・デメリットについて解説します。
- カーリースにおける「残価」の意味と重要性
- クローズドエンド方式とオープンエンド方式の違い、それぞれのメリット・デメリット
- SOMPOで乗ーるの「残価保証オプション」の仕組みと魅力
- 残価査定額を高く保ち、追加精算のリスクを下げるためのポイント
それでは見ていきましょう。
1. カーリースの残価とは?
まず初めにカーリースでは「残価」について知っておくことが重要です。残価とは契約満了時点での車の価値(予想中古市場価格)のことです。
なぜこの残価が重要なのかというと、リース料金は車両本体価格からこの残価を差し引いた金額をベースに計算されているからです。
たとえば、車両本体価格が150万円で契約満了時の想定残価が50万円なら、差し引きの100万円をリース期間で割って毎月支払うイメージです。
この仕組みを利用することで、車を購入するよりも月々の支払額を安く抑えられるのがカーリースの魅力です。
残価設定についてはこの記事でより詳しく解説しています。
2. クローズドエンド方式とオープンエンド方式の違い
カーリースには大きく分けて下記2種類の契約方式があります。
- クローズドエンド方式
- オープンエンド方式
それぞれ簡単に見ていきましょう。まずは一つ目の残価設定方式です。
クローズドエンド方式
契約完了時の残価(将来の車の価値)をリース会社が事前に設定します。利用者は追加精算などのリスクを負わない方式です。
個人向けカーリースでは、公式には発表されていませんが大多数がクローズドエンド方式を採用しています。
クローズドエンド方式は、リース契約期間終了時に車の残価精算をしない契約形態です。つまり、あらかじめ設定された残価と契約終了時の車の価値が異なっていてもリース会社がその差額をカバーしてくれます。
リース会社は契約終了時の査定差額で損をしないように残価設定をある程度低めに設定しています。ちなみにクローズドエンド方式は残価設定額を契約者に非公開としている会社が多いです。
それでも実際にはリース会社が差損をカバーしてくれるので、契約者は追加精算リスクを抑えることができ安心感を持てるのが特徴です。
次に、もう一つの残価設定方式を説明します。
オープンエンド方式
リース契約終了時の査定金額と契約当時の残価設定額を比較します。その結果により差額を精算する方式です。
このようにオープンエンド方式は月額料金を低く抑えられます。一方で、契約終了時に価値が下がっていると追加料金を支払うリスクがあります。
2種類の残価設定方式を見て、「オープンエンド方式のカーリースはリスクがあるしNG」と思いましたか?その方にお伝えしたいのは、この時点で決めてしまうのは早いです。
次の章では「オープンエンド方式」について詳しく説明していきますのでもう少し見て判断することをおすすめします。
オープンエンド方式を採用しているリース会社
3. オープンエンド方式のリスクを抑える方法
先ほど説明したとおりオープンエンド方式では、クローズドエンド方式よりも月々のリース料金が安めになりやすいことが特徴です。
ただし、残価精算におけるリスクは利用者がある程度負うことになるため、契約満了時の支出や収入に変動が出る点を理解しておく必要があります。
そして今回おすすめするのは、オープンエンド方式でもリスクを抑えられる『SOMPOで乗ーる』の残価保証オプションです。詳しく紹介していきます。
SOMPOで乗ーるなら安心できる残価保証オプション
オープンエンド方式でも安心できるオプションが用意されています。
それはSOMPOで乗ーるの『残価保証オプション』です。
残価保証オプションは、月額1,100円のオプション料金を支払うことで返却時の査定額下落リスクを補償してもらえる仕組みです。
補足説明:残価保証オプション価格は2025年4月時点で月額1,100円(税込)
※全プラン一律料金
SOMPOで乗ーるならオープンエンドで得するケース
一方で、車の査定額が残価を上回ったときは、その差額が契約者に戻ってくるのもオープンエンド方式ならではの特徴です。
そこに残価保証オプションを付けることで、「もし実際の査定額が下がっても補償してもらえる」ため安心感が大幅にアップします。
たとえば「SOMPOで乗ーる」で残価保証オプションを使うとどうなるでしょう。
通常だと“査定額が残価を上回れば契約者の利益・下回れば契約者が負担”という構図ですが、そこにオプションを追加することで、“下ぶれ損をリース会社が負担する”形に変えられるのです。
つまり、「契約者は得だけ受け取って、リスクは回避」を実現できます。
補足説明:残価保証オプションは「リース満了時にクルマを原状回復することを前提として残価を保証」するものと公式ページに記載されています。つまり通常使用の範囲内(過度な損傷や改造なし、所定の走行距離内など)で車を返却した場合に限り、残価の下落分が保証され追加の支払いが不要になる仕組みです。
次に、残価設定を高く保てば結果的に車の維持費を安くできるため、その方法を解説していきます。
4. カーリースで残価査定を高く保つ方法
残価を高く保つことで将来的な負担を減らす工夫も確認しておきましょう。
車の残価(契約終了時や下取り時の査定価格)をなるべく高く保つには、日頃のメンテナンスや運用の仕方が大きく関わっています。以下に代表的なポイントをお伝えします。
契約終了時の残価査定額を高く保つ5つの重要項目
次の5つの重要項目を守るだけで査定額を高く保つことができます。
当然のことですが、メンテナンスも含めて綺麗に使用されている車は査定額が高いです。普段から大切に車を使用するように心がけましょう。
残価査定額を意識した車選び
「人気車種を選ぶ」ことで、残価査定額を高く保つことができます。具体的には次の3つの項目を意識した車選びをおすすめします。
- 人気のある車種を選ぶ。(例:ハイブリッド車やミニバン・SUV、軽自動車など)
- 車の色をホワイト・ブラック・シルバーなどの定番色にする。(査定額が安定しやすい)
- 新型モデルやマイナーチェンジ直後の車など、最新デザイン・先進技術を搭載した車を選ぶ。
欲しい人が多い車は査定額が高い傾向にあります。もともと需要が高く残価設定を高く保ちやすいモデルを選ぶことで、結果的に月々の支払いが割安になる可能性があります。
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5. まとめ
今回は、「オープンエンド方式のカーリース」のリスクを抑える方法として、SOMPOで乗ーるの残価保証オプション について解説しました。
✅クローズドエンド方式=「安心重視型」
⇨残価精算が発生しない代わりに契約満了時のプラスアルファもない
✅オープンエンド方式=「お得型」
⇨残価精算リスクと引き換えに月額を抑える
✅『SOMPOで乗ーる+残価保証オプション』=「お得型」と「安心型」のいいとこ取り
⇨契約者は得だけ受け取って、リスクは回避
SOMPOで乗ーるは、オープンエンド方式を採用している数少ないカーリース会社です。
契約時に残価が明示されるぶん、自分でリスク管理をしたい人や市場動向に応じた得も狙いたい人にはSOMPOで乗ーるが魅力的でしょう。
逆に、「差額の精算など考えたくない」「とにかく定額で安心したい」という人はクローズドエンド方式のカーリースが向いています。
自分の重視ポイントに合わせて最適なカーリースを探してみてください。
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そもそもオープンエンド方式という言葉が聞き慣れないんだけど・・・